HOMEレッスン

ハタヨガについて

3千年の歴史をもつインドの古代哲学で、「ハ=ha」は、太陽、吸う息、「タ=tha」は月、吐く息を表し 、
「ハタ」は、太陽と月、陽と陰といった異なるものが一つに結ばれた状態を意味します。
陽と陰のエネルギーをコントロールすることで、身体の機能を整え、体の動きと深い呼吸を組み合わせたものです。
古代インドでは、ヨガとして瞑想が盛んに行なわれていました。
しかし、心というつかみ所のないものを自分でコントロールするのが難しかった為、
行者たちは 自分の意思でコントロールできる体を整えることで心を調整するポーズ(アーサナ)と 呼吸法(プラナヤーマ)
を取り入れたことが、ハタヨガの始まりと言われています。

ポーズはあくまでも瞑想のためにあるもの。
ハタヨガは心を見つめ、自己を内なる世界へと導くためのものです。
そのための方法として、ポーズと呼吸法を組み合わせているのです。
ヨガの最も基本的なスタイルといってもよいでしょう。初心者におすすめのヨガです。

ルーシーダットンとの違いについて

ハタヨガ画像

呼吸法は腹式呼吸を使うという点ではルーシーダットンと似ていますが、全く逆になります。
吸いながらポーズをとるルーシーダットンは酸素を供給しながら行うので、 筋肉が効率よく
動かせるのに対し、ハタヨガは息を吐きながらポーズをとるのでリラックス効果が強いです。
どちらもゆっくりとした呼吸なので副交感 神経に作用し、精神的にもより深くリラックスできます。
どちらがいいとか悪いとかはありません。ご自分に合う方を見つけてみてください。

このページのトップへ